P≠NP予想は、計算複雑性理論(計算量理論)におけるクラスPとクラスNPが等しくないという予想です。
・クラスP:多項式時間(polynomial
time)で解ける判定問題の集合
・クラスNP:非決定性チューリングマシンによって多項式時間で解くことができる問題の集合
これを簡単にいうと、入力xと出力yがあったとき、
・クラスP:y=axのように入力xと出力yが比例する(あるいはそれに近い)問題
・クラスNP:y=aのx乗のように入力xの増加に伴い出力yがとんでもなく増加していく問題
・クラスNP:非決定性チューリングマシンによって多項式時間で解くことができる問題の集合
これを簡単にいうと、入力xと出力yがあったとき、
・クラスP:y=axのように入力xと出力yが比例する(あるいはそれに近い)問題
・クラスNP:y=aのx乗のように入力xの増加に伴い出力yがとんでもなく増加していく問題
となります。
巡回セールスマン問題
巡回セールスマン問題は、P≠NP予想の中でNP困難と呼ばれ最大級の問題とされています。
どのくらい困難なのかというと、入力Nがあったとき、
どのくらい困難なのかというと、入力Nがあったとき、
(出力)y=N!(階乗)
となるくらいです。
グラフ
さて、以下に図1~図3のグラフを用意しました。
横軸は入力x、縦軸は 出力yとなります。
横軸は入力x、縦軸は 出力yとなります。
- 図1は指数関数のグラフで、xが増加するとyは急こう配を持った曲線となって増加していきます。
図2は比例関数のグラフで、xが増加してもyも比例定数のこう配に従った増加となります。
図1はクラスNPに属し、図2はクラスPに属すると考えても概念的には問題ないと思います。
対数グラフ
図3の対数関数のグラフは、xが増加してもyの増加率は減少していきます。
計算複雑性理論(計算量理論)の目的からいくとこの対数関数は比例関数より優れていると思います。
計算複雑性理論(計算量理論)の目的からいくとこの対数関数は比例関数より優れていると思います。
この対数関数を用いたアルゴリズムはツリー構造として、現代のソフト(プログラム)に広く使われていますが、扱うものによっては、アルゴリズムが構築できません。
例えば、y=N!をどのようにして対数関数に展開するのかと考えると、未だ人類はそこに到達していません。
本ブログの目的は、この対数関数に展開するアルゴリズムを完成させることにあります。
本ブログの目的は、この対数関数に展開するアルゴリズムを完成させることにあります。
7年ほど前に構築したアルゴリズムは、完成形の20%~30%くらいと気づき、完成形100%に近づくように本ブログを立ち上げました。
そのアルゴリズムの方向性は正しく、ただ足りないものが多すぎるのだと信じて本ブログ(またはホームページ)を積み上げていきたいと思っています。
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